『成瀬は天下を取りにいく』で本屋大賞をはじめ、数々の賞を受賞した話題の著者が新刊を携えご登場。作家になるまでの経緯や新作の裏話など、成瀬ファンのアガワがお話を伺うと、思いもよらぬお悩みが飛び出して……。
(みやじまみな 作家。1983年生まれ。静岡県出身。2021年「ありがとう西武大津店」で女による女のためのR-18文学賞を受賞。23年同作を含む『成瀬は天下を取りにいく』(新潮社)でデビューし、坪田譲治文学賞、本屋大賞など18冠を獲得。最新刊に『婚活マエストロ』(文藝春秋)。)
阿川 恩を着せるわけではございませんが、私、坪田譲治文学賞の選考委員をしていまして……。
宮島 あっ! 阿川さんのおかげで獲らせていただきました(笑)。
阿川 いえいえ、私一人の力ではないんですけど、強く推しました。本当に面白かったから。そうしたらすぐ本屋大賞をお獲りになって、すごいことになってるんでしょ。今、成瀬シリーズは何万部ですか。
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source : 週刊文春 2024年12月19日号