〈お金配りはもうしません。これからは株配りです〉

 

 11月10日、自身のX(旧ツイッター)でそう“宣言”したのは、衣料通販大手「ZOZO」の創業者で、新たに立ち上げた「カブ&ピース」社長の前澤友作氏(49)だ。お金配りの次は株配りってどういうこと? 本人に尋ねてみると……。

バスキアの絵画で約48億円の利益を得た

 前澤氏は1975年千葉県鎌ケ谷市生まれ。1998年、「スタート・トゥデイ(現ZOZO)」を創業した。2012年には東証1部(現プライム)市場に上場するなど、順調に業績を拡大していったものの、2019年9月に社長を電撃退任。保有株の大半を売却した。米フォーブス誌の長者番付(2024年版)によれば、総資産は推定2100億円に及ぶ。

ZOZO社長だった前澤氏 ©︎文藝春秋

「日本の民間人で初の宇宙旅行を体験するなど、様々な言動が話題を呼んできました。アート投資に熱心で、2016年にはバスキアの絵画を約62億円で購入。2022年にオークションに出品すると、約110億円で落札された。6年間で約48億円の利益を得るなど、その“目利きぶり”も話題を呼びました」(経済部記者)

 中でも物議を醸してきたのが、「お金配り」だ。

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source : 週刊文春 電子版オリジナル