〈お金配りはもうしません。これからは株配りです〉
11月10日、X(旧ツイッター)でそう“宣言”したのは、ZOZOの創業者で、カブ&ピース社長の前澤友作氏(49)だ。
1998年にスタートトゥデイ(現ZOZO)を創業した前澤氏。2019年9月に社長を退任し、保有株の大半を売却した。米フォーブス誌の長者番付(24年版)によれば、総資産は推定2100億円に及ぶ。
「日本人民間人で初の宇宙旅行を体験するなど、様々な言動が話題を呼んできました。中でも物議を醸してきたのが、『お金配り』です。19年1月には、ツイッターフォロワー100人に100万円、計1億円を贈る企画を発表。以降も“お金配りおじさん”を自称し、SNSなどで現金を配ってきました。ただ、今年4月には、前澤氏を騙る投資詐欺の横行を受け、フェイスブックなどを運営する米メタ社を提訴する考えを表明。その際、自身のお金配りで詐欺が増えたとの指摘には『一理ある』とした一方で、『ある意味キャンペーンの発明だった』との見解を示しました」(経済部記者)
その前澤氏が新たに繰り出したのが「株配り」だった。「国民総株主」のフレーズを掲げ、今年2月にはカブ&ピースを設立。着々と準備を進めていた。
最初の2カ月99円 または 初年度9,999円
でこの続きが読めます。
有料会員になると、
全ての記事が読み放題
キャンペーン終了まで
既に有料会員の方はログインして続きを読む
※オンライン書店「Fujisan.co.jp」限定で「電子版+雑誌プラン」がございます。ご希望の方はこちらからお申し込みください。
source : 週刊文春 2025年1月2日・9日号