秋篠宮家の長男・悠仁さま(18)の進学が報じられ、注目を集める筑波大学(茨城県つくば市)。そこで異例の11年にわたってトップに君臨しているのが、永田恭介学長(71)だ。
悠仁さまの入学決定前も、「週刊文春」の取材に「もし入られるとすれば心配ではありますけどね。(キャンパスが)広いんでね」などと率直な心境を語っていた永田学長。そこで12月20日、改めて単独インタビューを行った。永田学長は約50分にわたり、今回の推薦入試や高校進学の際の「提携校進学制度」の目的、秋篠宮家との関係などを語りつくした。
「普通の学生さんと同じです」
――悠仁さまの合格について。
「まずは、『おめでとうございます』と申し上げたい。普通の学生さんと同じです。周りは盛り上がっていますが。学生さんたちがメディアの取材に答えているのを見ると、『早くおいで』と歓迎するようなコメントがほとんどでした。大学生活は貴重な4年間なので、いろんな経験をされたら良いなと思います」
――どんな学びの場を提供できるか。
「筑波大が他の大学と違うのは、『学部』に拘泥しないということ。筑波大は学部の代わりに『学群』制度を導入していますが、これは学部とは違い、自分の専門分野以外のジャンルも幅広に学べるのが強みです。加えて、国立大学の中では最も学べる分野が広いと自負しています。例えば、人々のあらゆる障害を対象にした『障害科学』や、『図書館情報メディア』など、ユニークな分野の研究を行っています。
また、筑波大は2020年から、全国に9つしかない『指定国立大学』に選ばれています。これは文科省が、教育や研究の水準が高い大学に対して特別に支援する仕組みです。これに選ばれているわけですから、教育環境としては日本でもトップクラスだと思います」
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source : 週刊文春 電子版オリジナル