2022年に設立された半導体メーカー「ラピダス」(東京都千代田区)。最先端「2ナノ」半導体の国産化を目指す実績のないこのベンチャー企業に、経産省はこれまで研究開発費として最大9200億円の投入を決めてきた。2025年度当初予算案では、同社への出資額としてさらに1000億円強を計上したほか、経産省所管の独立行政法人を介し、ラピダスへの民間融資に政府保証をつけられるよう、今国会で法案を提出する予定だという。

 

 だが、巨額の国費投入とは裏腹に同社を巡っては、関係者の間で「4つの失敗リスク」が取り沙汰されている。ラピダスと経産省にそれらを直接ぶつけたところ――。

 

ラピダスを視察する赤沢亮正経済再生相(右から2人目) ©︎時事通信社

初回登録は初月300円で
この続きが読めます。

有料会員になると、
全ての記事が読み放題

  • 月額プラン

    1カ月更新

    2,200円/月

    初回登録は初月300円

  • 年額プラン

    22,000円一括払い・1年更新

    1,833円/月

  • 3年プラン

    59,400円一括払い、3年更新

    1,650円/月

週刊文春 電子版 PREMIUMMEMBERSHIP 第1期募集中 詳しくはこちら

※オンライン書店「Fujisan.co.jp」限定で「電子版+雑誌プラン」がございます。ご希望の方はこちらからお申し込みください。

有料会員になると…

スクープを毎日配信!

  • スクープ記事をいち早く読める
  • 電子版オリジナル記事が読める
  • 解説番組が視聴できる
  • 会員限定ニュースレターが読める
有料会員についてもっと詳しく見る
  • 0

  • 4

  • 1

source : 週刊文春 電子版オリジナル