2022年に設立された半導体メーカー「ラピダス」(東京都千代田区)。最先端「2ナノ」半導体の国産化を目指す実績のないこのベンチャー企業に、経産省はこれまで研究開発費として最大9200億円の投入を決めてきた。2025年度当初予算案では、同社への出資額としてさらに1000億円強を計上したほか、経産省所管の独立行政法人を介し、ラピダスへの民間融資に政府保証をつけられるよう、今国会で法案を提出する予定だという。
だが、巨額の国費投入とは裏腹に同社を巡っては、関係者の間で「4つの失敗リスク」が取り沙汰されている。ラピダスと経産省にそれらを直接ぶつけたところ――。
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source : 週刊文春 電子版オリジナル