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野菜価格の高騰が止まらない。都内のスーパーに足を運ぶと、キャベツが1玉598円。格安自慢のスーパーを訪ねても、590円で売られている。100円台が相場だから、4倍前後に上る価格だ。昨夏の猛暑や円安に伴う燃料費高騰で、葉物野菜の価格が急上昇。特にキャベツは主要産地の天候不順の影響で、出荷量が大幅に減った。地域によっては1000円を超え、“高級品”になっているという。
日々の生活を苦しめるのは、キャベツ価格だけではない。1月16日から前月に続き、ガソリン補助金が一段と縮小。2カ月で10円程度値上がりし、1リットル当たり185円台に突入する見込みだ。同じく円安の影響もあり、ガソリン価格の高騰が再び加速している。
私たちの家計を蝕む物価高が相次いでいる中、政府は一体、何をやっているのか。国家財政を舵取りする石破茂首相が今回、編成したのが、昨年度を上回る空前の巨額予算だった。
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source : 週刊文春 2025年1月30日号