「私を散々利用してさ。その仕打ちを思い出すと今でも腹が立ってくるんだよ」
2月6日、米NY州で弁護士として活躍する小室圭さん(33)の母・佳代さん(58)の初めての自伝本が発売された。だが、佳代さんの恩人で80代男性のAさんは、こう怒りを口にする。自伝本で一切触れられなかった、佳代さんの過去とは――。
自伝本は「ブランニューデイ あたらしい日」(内外出版社)。巻頭には「Kei K」のサインとともに、圭さんの手による佳代さんの似顔絵が掲載されている。

「著書では、佳代さんが亡き夫・敏勝さんともどもサザンオールスターズの大ファンだったこと、一人息子の圭さんの命名案として『佳祐』が検討されていたことが明かされました。敏勝さんの葬儀ではサザンの名曲『ミス・ブランニュー・デイ』が流されたとも綴られており、自伝のタイトルもこの曲から取ったものと見られます。ちなみに圭さんも、学生時代にmixiでサザンのコミュニティに入っていました」(宮内庁担当記者)

プロローグは〈はじめに〜祈り〜〉と題され、そこから〈序章 対等な関係性が居心地いいね〉、〈2章 「自由」それは素敵なハーモニー〉と章が続く。各章の終わりには〈お伝えしたい! 幸せのメニュー〉というコーナーが挟まれ、かつてアルバイトした鎌倉のドイツ料理店で教わったというメニューが、佳代さんのイラスト付きで紹介されている。「ミネストローネスープ(命のスープ)」の頁には「※具だくさんスープは息子の大好物」と注意書きが添えられるなど、母の不変の愛情も滲む。
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source : 週刊文春 2025年2月20日号