「これ以上ないというところまでやり切ったよ」
2月7日(現地時間)に行われた日米首脳会談。帰国後、満足気に周囲に手応えを語った石破茂首相(68)だったが……。

政治部記者の解説。
「トランプ大統領との初の日米首脳会談に臨むにあたり、政府内には『何を要求されるか分からない』という不安が渦巻いていた。特に追加関税や防衛費負担増を突きつけられることを強く警戒していました」
さらに不安視されたのが、語りが回りくどい石破首相と明快な受け答えを好むトランプ氏の相性問題だ。
「私なりのやり方でしかできないのだよ」
訪米前、こう周囲に語ったという石破首相。だが、昨年11月のアジア太平洋経済協力会議(APEC)の首脳会議で各国首脳と座ったまま握手する“私なりの”外交マナーが顰蹙を買ったのも事実。そのためか、今回は“自主練”に励んだ。
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source : 週刊文春 2025年2月20日号






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