「お店の営業が終わってスマホを見たら、友達から連絡がたくさん来ていて、それで解散を知りました。びっくりはしましたけど、事前に週刊誌の報道がありましたし、僕のTikTokライブにもファンの方々が不安げなコメントを残していたので『本当だったんだな』と……」

こう語るのは、KAT-TUNの元メンバー・田口淳之介(39)。2月12日、STARTO ENTERTAINMENTは KAT-TUNの亀梨和也(38)が3月31日をもって退所し、同日でKAT-TUNが解散することを発表した。残るメンバーの上田竜也(41)、中丸雄一(41)は事務所に残り、個人で活動を続けていくという。
2006年に『Real Face』でデビューし、東京ドーム連続公演8日間などの記録を打ち立てたKAT-TUNだが、2010年に赤西仁(40)、2013年に田中聖(39)、2016年に田口がグループを脱退している。現在はアーティスト活動やプロデュース業を行う田口が『週刊文春』の取材に応じ、20周年を前に終止符を打つことになったKAT-TUNへの思い、そしてデビュー前夜の思い出や脱退時の秘話を50分にわたり明かした。
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2001年に結成された6人組グループ
――KAT-TUNの解散をどう受け止めていますか。
結成から25年。四半世紀を走り抜けたみんなだけど、時代が変わって視野も広がって、いろんな選択肢が生まれた上での結果なのかな。今回、解散の報道を受けて、たくさんのファンの方からメッセージをもらいました。今も6人時代のKAT-TUNを青春の1ページとして大切に思ってくれている方がいることを嬉しく思いますし、それだけKAT-TUNが残してきたものは大きかったんだと実感しています。
――KAT-TUNはジャニーズアイドルとしては異色の「オラオラ系」を前面に出したグループとして2001年に結成されました。
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source : 週刊文春