思いのほか、トランプ米大統領との初会談で褒められたせいだろうか。石破茂首相の満面の笑みばかり目立ち、突っ込み損ねた野党は元気がない。日米首脳会談直後の政治記事も盛り上がらない。
社説が典型だ。13日の朝刊で朝日は「国民民主党 重責踏まえた行動を」とし、産経も「国民民主党 働く人の政策を追求せよ」と訴えた。
左右の両紙が注目するのは当然だろう。少数与党国会でキャスティングボートを握る党であり、党大会で最重要課題に「手取りを増やす」ことを掲げた直後だからだ。
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source : 週刊文春 2025年2月27日号