健康長寿のために運動が大事とわかっていても、寒波到来で外に出られない。そんな時でも、自宅の中できちんと体を動かせば、ひざ痛と腰痛を解消できる。室内で手軽にできる効果的な体操のやり方を専門家が徹底解説する。
▶ひざ痛に1日3分 足上げと海苔缶ストレッチ
▶腹筋強化 ひざ閉め体操とゆっくりひざ抱え
▶腰痛に1回20秒 アジアン・スクワット
▶朝晩フラミンゴで転倒予防
▶1分で血流改善 つま先立ちストレッチ
10年に一度の大寒波が襲来し、厳しい冷え込みが続く。しかし、寒いからといって家の中に引きこもっていては運動不足になってしまう。社会医療法人社団「順江会」江東病院理事長で、順天堂大学名誉教授の黒澤尚氏が、注意を促す。
「暖かい時期は、みなさん運動をしようと前向きになってくれますが、冬季はどうしても“サボりがち”です。しかし、健康長寿のためには、この寒い時期にも、室内できちんと運動を続けることが、特にひざや腰には重要です」

そこで、寒い冬に外に出ることなくできる、ひざと腰の痛みに克つ“自宅体操”を紹介していきたい。
「筋肉には、赤筋と白筋の2種類があります。赤筋はウォーキングなど有酸素運動に、白筋は筋トレなどの無酸素運動に主に使われます。ひざや腰の痛みに打ち克つためには、白筋を鍛えることが必要となります」(同前)
白筋を鍛えることの重要性について、貴晶会戸田リウマチ科クリニックの戸田佳孝院長が指摘する。
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source : 週刊文春 2025年2月27日号