大阪府の平穏な郊外に魔は棲んでいた。近所を徘徊して団地に侵入、用意周到におぞましい行為を繰り返した28歳の連続女児暴行犯だ。公判で犯行を「夢の中のよう」とのたまった、この卑劣な男を生んだものとは――。

大阪地裁の第201号法廷。黒いスーツの上に同系色のダウンを羽織った男が手錠に腰縄をつけて現れたのは、2月18日の午後2時ごろのことだった。
「主文、被告人を無期懲役に処する」
その後に続く約20分間に渡る判決の言い渡しを、男は微動だにせず聞き入っていた。
被告人の名前は柳本智也(28)。8歳から12歳の小学生女児10人に対して性的暴行を加え、強制性交致傷などの罪に問われていた。
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source : 週刊文春 2025年3月6日号
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