4月から筑波大学で新生活に臨まれる悠仁さま。だが、皇位継承権を持つ男性皇族で学習院以外の大学に進学されるのは戦後初めてとあって、準備は一筋縄ではいかないようだ。そんな中、筑波大学長にはある思惑が――。
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会見場に集まった記者1人ひとりを見つめるようにゆったりと視線を動かし、一言一言、噛みしめるように語りかける――。
3月3日、秋篠宮家の長男・悠仁さま(18)が初の記者会見に臨まれた。昨年9月に成年を迎えたものの、受験勉強のため誕生日当日の会見は見送られ、およそ半年後の“お目見え”となった。
「会見は約30分間に及びましたが、終始、原稿なしで乗り切った。入念に準備をなさってきたのが伝わりました」(宮内庁関係者)
父である秋篠宮(59)の卵料理へのこだわりや怒りの導火線についてなど、ユーモアも交えながら語られた悠仁さま。
宮内記者会からの「戦争の歴史とどう向き合ってきたか」という質問に対しては、2月12日に1人で私的に訪問された京都府舞鶴市の舞鶴引揚記念館について触れられた。当日、語り部として悠仁さまと会話を交わした、NPO法人「舞鶴・引揚語りの会」の吉田かず子さんが振り返る。
「記念館には、引揚者の方が旧ソ連で体験したことを描いた絵が展示されているので、それを紹介しながら自分の経験を話しました。私は小学3年生の時に、学校で習ったダンスを援護局(引揚者の応急保護や検疫のための施設)で踊ったことを伝えた。『バスがなかったから移動はトラック。ランドセルもなかったんですよ』と話すと、悠仁さまは驚いた様子でした」

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source : 週刊文春 2025年3月13日号