昨年12月3日、突如、尹錫悦大統領が「非常戒厳」を発表。韓国の大混乱が始まった。1月19日に大統領は内乱罪の容疑で逮捕され、弾劾裁判も始まった。そして4月4日、尹大統領はついに罷免された。その間、大統領を支持するデモ隊と退陣を求めるデモ隊の双方に入り込み取材を続けたライターの吉崎エイジーニョ氏による現地報告。
4月4日、ソウル市安国洞憲法裁判所近くのデモ会場。大統領の罷免を願う韓国左派が主催者発表で12万人集っていた。若者から高齢者までさまざまな世代が参加している印象だ。


一方で、SBSの報道によると、尹大統領の支持者は3万人以上が詰めかけていた。こちらは高齢者が多い印象で、米韓同盟を尊重すべく韓国国旗とともに星条旗を掲げる。数の上では、左派が圧倒している。
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source : 週刊文春 2025年4月17日号