2月に山梨県で発生した山火事の原因は、東京消防庁の男性職員による火の不始末と見られている――3月18日に信じがたい不祥事が報じられたが、この男性は、山林火災を招く直前にも別の騒動を起こしていたという。

 この冬、大船渡や岡山、今治(いまばり)など全国各地で相次いだ大規模山林火災。その1つが2月26日に発生し、鎮火まで8日間を要した山梨県大月市の山火事だ。地元記者が解説する。

「親族宅の掃除に来た男性が枯れ草などを燃やしていたところ、山林に燃え移ったと見られています。男性は東京消防庁の職員で、山梨県警が森林法違反の疑いで任意聴取しています」

大月の火災現場

 焼失面積は東京ドーム23個分に当たる約107ヘクタール。けが人はいなかったが、県内の山林火災では過去20年で最大規模となった。火災現場付近で暮らす住民が明かす。

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source : 週刊文春 2025年4月17日号