「役員の辞任及び担当業務の変更に関するお知らせ」と題されたリリースが関西テレビ放送(以下、カンテレ)から唐突に発表されたのは、5月9日のことだった。そこに記されていたのは、専務取締役だった喜多隆氏の辞任。理由は「一身上の都合」と記されていたのだが――。
昨年末から続く「中居正広・フジテレビ問題」。その多大な影響は、在阪系列局のカンテレにも及んでいる。

「前社長の大多亮氏は、中居の性加害トラブル発生時のフジ専務で、事態を把握したにもかかわらず、中居の番組出演継続を決定した一人です。第三者委員会の報告書で厳しい評価を受け、4月4日に社長を退任した。そこで、日枝久氏の腹心として知られる会長の福井澄郎氏が社長を兼務することになりました」(カンテレ関係者)
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source : 週刊文春 2025年5月22日号
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