日本のみならず、アジアでも活躍してきた有名女占い師。そんな彼女には“裏の顔”があった。「貸したお金を返してくれない」。「週刊文春」に続々と被害告発が寄せられたのだ。さらに、あの元女優とその夫の名前も飛び出し――。
〈被告は、原告に対し、金3億2966万円及びこれに対する令和5年10月22日から支払済みまで年3分の割合による金員を払え〉
これは、60代女性Aさんが2023年(令和5年)11月、東京地裁に提訴した貸金返還請求事件の訴状だ。被告については、以下のように紹介されている。
〈被告は、「ステラ薫子」との芸名で占い師を営む者で(略)オフィス・ステラの代表取締役を務めている〉
そこから、被告に巨額の金銭を貸し付けた経緯に関する記述が続く。特に目を惹くのが、次の一文だ。
〈被告は、自らが二谷友里恵氏に金銭を貸し付けるための資金として、原告から4000万の貸付を受けたいということであった〉
◇
ステラ氏は、自身の公式HPによれば「日本を代表する西洋占星学、タロット占いの第一人者」。テレビやラジオなどメディアへの出演経験も多数ある。

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source : 週刊文春 2025年6月12日号