“政治の季節”が始まろうとしている。号砲を鳴らすのは、東京都議会議員選挙(6月13日告示、22日投開票)だ。
「7月には参院選が控えます。昨秋の衆院選で少数与党に転落した自民党は与党での過半数確保を目標に掲げますが、参院でも少数に転じれば、連立組み換えも視野に入る。そうした政治のヤマ場の“前哨戦”が、都議選なのです」(政治部デスク)
これまでも都議選は、その後の国政選挙のトレンドを占う重要な指標となってきた。全国最多の約1150万人の有権者を誇る東京都で、主要政党が候補者を立てて争う6月の都議選の結果は、7月の参院選の行方を、きわめて正確に暗示することになるのだ。
そこで「週刊文春」は、政治広報システム研究所代表の久保田正志氏とともに、都議選全選挙区の情勢分析を行った。党派別獲得議席の予測が下の表だ。
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source : 週刊文春 2025年6月19日号






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