今年は日本とブラジルの外交関係樹立130周年にあたり、6月5日から15日までの日程でブラジルを訪問された。

「ブラジルに向かう機内で佳子さまが自席で眠っているような動画が何者かによってXに投稿され、波紋を呼びました。秋篠宮家を支える皇嗣職の吉田尚正大夫は『好ましいことではない』と苦言を呈したが、佳子さまの一挙一動に注目が集まっている証左でもある」（宮内庁担当記者）

　訪問に先立ち、ブラジルの歴史を熱心に学ばれた佳子さま。4月14日には国立民族学博物館の中牧弘允名誉教授から進講を受けられた。講義では政治的な首都であるブラジリアと経済的な首都であるサンパウロ、文化の中心のリオデジャネイロがあることを中牧氏が「江戸時代の日本の3都（京、大坂、江戸）と似ている」などと説明すると熱心にメモを取られていたという。中牧氏が語る。

「若い世代が日本とブラジルを行き来している中で若者の心を繋ぎとめ、支えたいという佳子さまのお気持ちが伝わってきました」