中国が強める海洋進出、その先に控える危機に、どう向き合うべきか。
2014年まで自衛隊制服組トップの統合幕僚長を務めた岩崎茂氏(72)に見解を訊いた。
今年3月、岩崎氏は台湾行政院から「政務顧問」に異例の任命を受けている。就任後初めて、岩崎氏が本格的に「台湾有事」について語ったスクープインタビューをお届けする。
――近年、日本を取り巻く安全保障環境は戦後最も厳しいと言われています。
「中国の軍備増強、北朝鮮のミサイル発射等を背景に当然ながら緊張感や危機感は年々、高まりつつあると思います。ただ、核戦争の恐怖があった冷戦時も我々には緊張感がありました。昔はさほど広く安全保障が議論されず、今は人々が関心を抱きやすくなったことも『最も厳しい環境』と言われる所以だと思います」
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source : 週刊文春 2025年8月14日・21日号
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