大手進学塾enaで明らかになった社員の大量退職と法令違反疑惑。塾の運営元である学究社の社外取締役を務めるのが、ワイドショーのコメンテーターとしてお馴染みの元財務官僚で弁護士の山口真由氏と国際政治学者の三浦瑠麗氏だ。
「山口氏は21年から、三浦氏は22年から社外取を務め1500株を保有。また三浦氏は学究社の特別顧問でもあります。両氏を社外取に選任した理由は、有価証券報告書によれば、山口氏には『新しく広い知見と法律家やコメンテーターとして培った幅広い知識と豊富な経験』を、三浦氏には『国際政治学者として国内外の時事問題について豊富な専門知識』を期待したからだと、同社は説明しています。22年にはenaのオンライン授業サービス『自宅ena』のCMに2人そろって出演していました」(塾業界に詳しいジャーナリスト)

さらに2人は取締役会のなかで監査委員にも就いており、取締役の業務執行をチェックし、社の不正や不祥事を防ぐ役割が求められている。今回明らかになった社員の大量退職および法令違反疑惑について2人に質問状を送ると、以下のような回答があった。
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source : 週刊文春 電子版オリジナル
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