食欲低下や胃の不快感、これらも実は夏バテならぬ“胃腸バテ”の症状かもしれない。合言葉は「胃腸の調子が悪い時こそ肉、魚を食え」。胃腸の天敵“3大毒”を遠ざけ、胃腸を労わる3食を! 胃腸バテの克服法ここにあり。

 

▶高たんぱく食がお薦め、おかゆはNG

▶3大毒はグルテン、カゼイン、人工甘味料

▶青魚より白身魚、牛豚より鶏肉を

「朝から胃がムカムカする、食欲が湧かない、水分を摂っただけで胃が重い……秋口に増えるこうした症状は“胃腸バテ”といえます。胃腸バテとは、胃腸の機能が低下し、消化・吸収がうまくいかない状態の通称。倦怠感・脱水など全身症状が中心の夏バテとは異なる対策をとる必要があります」

 こう話すのは、たまプラーザ南口胃腸内科クリニック院長で日本消化器内視鏡学会専門医の平島徹朗氏。昨年秋に出版した共著『たんぱく質と腸の新常識』は版を重ね、胃腸の健康法を解説するYouTubeチャンネルの登録者数は32万人を超える。

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source : 週刊文春 2025年9月18日号