8月25日(月)

 渋谷PARCOに『MOTHERのかたち。』展を見に行く。ゲームソフト「MOTHER」が誕生して約40年。ドット絵で描かれたキャラクターたちには公式の粘土フィギュアが存在する。その中の150体を作ったのが僕の美大時代の友人、トットリ(鳥取県出身でアダ名もまま)。

 ゲームマニアの間ではずっと謎の人物だったと聞くが、彼とは当時、東高円寺のアパートで同居してたのでフィギュア制作を依頼されたいきさつは誰よりもよく知っている(詳しくは『ほぼ日』のサイトで)。

 余談だがトットリにはもうひとつアダ名が存在する。それは“トット・リー”。ブルース・リーのマニアでもある。

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source : 週刊文春 2025年9月25日号