自国との戦闘の停戦案を検討するために集まった相手側の幹部を殺害しようとする。これでは誰が見ても停戦する気がないと思えます。イスラエルは、これをやったのです。停戦案はアメリカが提案したもの。それを検討するために、アメリカの同盟国のカタールに集まったハマスの幹部が狙われたのですから、アメリカのトランプ大統領の面子は丸つぶれ。珍しくイスラエルのネタニヤフ首相と激しい論争になったと「ウォール・ストリート・ジャーナル日本版」は伝えています(電子版、9月11日)。
イスラエル軍の攻撃で、ハマスの幹部は無事だったものの部下5人が死亡し、カタールの治安要員も1人死亡したと伝えられています。これではカタールも激怒です。
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source : 週刊文春 2025年9月25日号






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