マンション入り口から焼け焦げた臭いが立ち込めていた――。19日正午過ぎ、林家ペー(83)、パー子(77)の自宅マンションで発生した火災。「週刊文春」はその現場に、メディアとして初めて立ち入った。

「(部屋の中に入っても)構わないですけど。入れる状況なんで。今、偶然来たんだけどね。どうぞ、どうぞ」

　21日午後3時過ぎ、火災現場を訪れると偶然、ペー・パー子の姿があり、ペーにこう促された。

「中はもうすごいよ」(パー子)

　夫妻を伴い3階にある3DKの室内に入ると、一面黒焦げだった。その様子をパー子が改めて呆然と見渡す。

　奥に入り、ペーが火元だった仏壇について説明する。

「 (目線の高さを指しながら)ここが仏様ですね。(仏壇が載っていた)ここの三段のタンスの隙間のスペースにチャッカマンが2本置いてある。(仏壇の上のほう指し)ここに差込のコードがあって、ここから火花が散ったっていうんだよね」