朝ドラ「あんぱん」を始め、映画に舞台にと引っ張りだこの江口のりこさん。クールな印象はそのままに、時折笑みを浮かべつつ、中学時代の思い出や劇団の師匠・柄本明さんの強烈すぎるエピソードをご披露くださいました。
(えぐちのりこ 1980年生まれ。兵庫県出身。2000年に劇団東京乾電池に入団。02年映画デビュー。主な出演作にドラマ「SUPER RICH」、「ソロ活女子のススメ」シリーズなど。現在NHK連続テレビ小説「あんぱん」に出演中。舞台『また本日も休診 山医者のうた』が10月23日から11月2日まで明治座にて上演予定。)

阿川 今度のお芝居(『また本日も休診 山医者のうた』)は、那須高原にある診療所が舞台のお話だそうで。
江口 私が演じる民代は人と関わるのが苦手で、山で木を切り、薪を炭にして生計を立てているんです。
阿川 しかも、山奥で一人で暮らしているんでしょ?
江口 もともと彼女には父親がいたんですが、山の事故で亡くなってしまうんです。けれど亡骸が見つからず、「きっと父はこの山のどこかにいるはずだ」と思い続けていて。そんな折にリゾート開発の話が持ち上がり、山の開発に乗り出そうとする村人たちと揉めてしまう。でも、主人公の山医者・見川鯛山先生だけは、「釣りに行こう」と誘いに来てくれるんです。
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source : 週刊文春 2025年10月2日号






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