25年ぶりに地上波で再放送された「北の国から」。生みの親の脚本家・倉本聰氏が、ドラマの誕生秘話と撮影の裏側、そして、フジで続編が実現しなかった本当の理由と新たな続編計画まで、北の大地で余すことなく語った。
再放送は大変有難いと思いますし、観ていると、あ、そういうところにドラマを絞って書いていったのかと、当時の僕自身の心情の揺れ動きというのがわかるし、新鮮だったなと感じることが多くて、いろいろと勉強になりますね。
いま観ても、決して古びてないんです。だから、自分で言うのも変だけれど、どうしてこういうものがテレビでもう1度見直されないのか、と僕はひどく不満だったし、一般の方もそうだったろうなと思うんです。
1981年放送のフジテレビの名作ドラマ「北の国から」。今年8月、全24話が関東ローカルで再放送された。
2000年以来実に25年ぶりの地上波再放送。これを皮切りに全国の系列局で再放送の動きが広がっている。10月6日時点で再放送がスタート、もしくは決定した局は9局17都道県にのぼる。10月6日からは舞台となった北海道でも再放送がスタートした。
生みの親の脚本家・倉本聰氏(90)は、この動きをどう受け止めているのか。富良野市のアトリエでインタビューに応じた。

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source : 週刊文春 2025年10月16日号






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