「ちょっと、なんでここにいるの!」「マスゴミ!」
連休最終日の10月13日、前橋市中心部の一角で穏やかではない怒号が飛び交っていた。厳戒態勢の中心には、あの女性市長の姿が――。
フェイスブックで拡散、本人もシェア
秘書課長(当時)との「ラブホテル密会」報道で全国の注目を集め、市議会から「進退」を問われる小川晶・前橋市長(42)。市役所には数千件の意見が届いているなか、「市民有志一同」を名乗る人々によって「小川あきら 市民対話会」が開かれたのだ。マスコミ排除で行われた「対話会」の一部始終をお伝えする。

まず、「対話会」は市の公式行事ではなく、マスメディアを通じた広報もほぼみられず、突如として小川市長支持者のコミュニティで告知されたものだ。前橋最大のお祭り「前橋まつり」に市内が沸く11日、支持者らのフェイスブックで「一連の騒動について 市長に直接聞いてみよう!」と銘打った「対話会」のお知らせがじわじわ拡散され、同日夜には、小川市長自身も投稿をシェアした(現在、小川市長のシェアは確認できない)。
告知によると「対話会」は午前と午後に計6回実施。各回20人ずつの参加者を募り、注意事項として「前橋市外の方、マスコミの方はご遠慮ください」とあった。

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source : 週刊文春 電子版オリジナル
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