「週刊文春」で連載「野球の言葉学」を執筆しているジャーナリストの鷲田康さん(68)。今も取材現場に足を運ぶ元スポーツ紙記者の鷲田さんが直面したのが、医師からの「膵臓がん」に関する宣告でした。発覚したきっかけから医師からの説明で知った「0期治療」の考えまで体験をレポートします。後編はこちら
“宣告”は2024年6月のことだった
「あなたは5年以内にかなり高い確率で膵臓がんになります」
私がこう“宣告”されたのは、今から1年半ほど前の2024年6月のことだった。
東京・新宿にある東京女子医科大学病院の消化器内科診察室。その“宣告”に一瞬、動揺した私に、担当の菊山正隆先生は静かにこう語りかけてくれた。
「ただ、膵臓がんになっても0期で見つけて、転移する前に外科治療を行えば死ぬことはありません。そのためにこれから0期発見、0期治療を目指してしっかり定期的に検査を受けてください」

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source : 週刊文春
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