業界をリードする芸能事務所の代表が会長を務める音事協。いまその座にいるのが、売れっ子を多数抱えるJMEの瀧藤雅朝氏だ。腰が低く、愛想もいいことで知られる。ただ、彼は過去に大物暴力団員と繋がりがあった――。
蛤の産地で知られる三重県桑名市の長閑な住宅街。多くの観光客が訪れる「ナガシマスパーランド」からほど近いこの街で、乾いた銃声が響き渡ったのは2020年2月のことだった。
捜査関係者が言う。
「銃弾が撃ち込まれたのは、敷地面積約180坪の大豪邸。堅固な白壁が四方を囲み、監視カメラが至る所に設置されている。壁の内側にあるのは重厚な日本家屋。敷地内には温泉まである」
この邸宅の主は六代目山口組の髙山清司相談役(78)。事件当時は、六代目山口組の絶対的ナンバー2の若頭として君臨していた、超大物ヤクザである。

「銃弾を撃ったのは山口組傘下だった組織の元組員。取調べに対し『髙山若頭に個人的な恨みがあった』などと供述していたが、警察当局は対立する神戸山口組の指示があったとみて捜査していた」(同前)
平穏な街に突如起きた白昼の銃撃事件。住民が「物騒な家」と怯えるこの豪邸の売買には、ある芸能界の大物が関わっていた――。
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source : 週刊文春 2025年10月30日・11月6日号






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