なぜ、これほど傲慢なのか。超大国で権力を恣にし、なおも周辺国に威迫を繰り返す。だがその正体は、妄執に囚われた1人の役人だ。生い立ちとトラウマ、妻とカネ、大粛清、不老長寿の夢……男が抱える“弱点”の研究。

 

●3つの妄執「台湾併合」「米国超え」「毛沢東」

●隠し資産10億ドル、妻は「中国の美空ひばり」

●「150歳まで生きる」と豪語も健康不安説浮上

「あれほど怯えた様子の人間を見たことがない」

 11月5日、アメリカのトランプ大統領は、第2次政権で初めて直接対峙した習近平国家主席(72)との会談について、同席していた中国の高官たちの様子をこう振り返った。彼らは、背筋を伸ばし微動だにせず、大統領が質問しても意見を述べることはなかった。

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source : 週刊文春 2025年12月25日号