史上最悪の少年犯罪と呼ばれる綾瀬コンクリ殺人。被害者の女子高校生が亡くなったのは、37年前の1月4日だった。果たして加害少年たちはその後、どんな人生を歩んできたのか。執念の取材で明らかになったのは――。

「ご無沙汰しています」

 最後に会ったときと変わらず、低音で落ち着いた声が聞こえてきた。

 2024年7月22日夜。札幌の自宅でくつろいでいると、私用のスマートフォンの着信音が鳴った。電話の主は、女子高校生コンクリート詰め殺人事件(以下、綾瀬事件)の準主犯格Bの義兄だった。

 20年ぶりに聞く声だ。かつて私は義兄に取材を重ねていた時期があった。久しぶりの連絡は一体、どのような話なのか……その意図を探りながら互いの近況を伝え合ったのち、義兄から思いもよらぬ告白があった。

「Bは死にました」

 私は言葉を失った。

初回登録は初月300円で
この続きが読めます。

有料会員になると、
全ての記事が読み放題

  • 月額プラン

    1カ月更新

    2,200円/月

    初回登録は初月300円

  • 年額プラン

    22,000円一括払い・1年更新

    1,833円/月

  • 3年プラン

    59,400円一括払い、3年更新

    1,650円/月

有料会員になると…

スクープを毎日配信!

  • スクープ記事をいち早く読める
  • 電子版オリジナル記事が読める
  • 解説番組が視聴できる
  • 会員限定ニュースレターが読める
有料会員についてもっと詳しく見る

※オンライン書店「Fujisan.co.jp」限定で「電子版+雑誌プラン」がございます。ご希望の方はこちらからお申し込みください。

  • 2

  • 12

  • 7

source : 週刊文春 2026年1月15日号