「現代演劇の女方」として唯一無二の存在感を放つ俳優の篠井英介さんに、19年ぶり、4度目の「この世で一番好きな作品」に挑む想いを伺いました。所作のひとつひとつに品と色気が滲む篠井さんにアガワもうっとり。

 

(ささいえいすけ 1958年生まれ。石川県出身。日本大学藝術学部演劇学科卒業。84年「花組芝居」の旗揚げに参加し、90年に退団。舞台のほか映画、ドラマでも活躍。舞台『欲望という名の電車』は3月12日〜22日東京芸術劇場シアターイースト、4月4日〜5日近鉄アート館にて上演予定。)

 

阿川 3月から舞台『欲望という名の電車』が始まるそうで。主役のブランチを演じるのはもう4回目なんですって?

篠井 もうやらないつもりだったんですけどね。3回目から19年も経っているので、周りも「ええっ、またやるの?」みたいな反応で(笑)。

阿川 どうしてまたやろうと思われたんですか。

篠井 ここ2、3年ハードな演劇を乗り越えられたので、「今ならやれるかもしれない」と魔が差したんです。

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source : 週刊文春 2026年2月26日号