直木賞作家の姫野カオルコ氏(67)は、高市人気をどう見るか。「当たり前のような話ですが、日本の歴史を振り返ると……」と切り出した。
なぜ高市さんはこんなに人気があるのか? 答えは簡単で、初めての女性総理だから。これに尽きます。
日本の歴史を振り返ると、近世になってからというもの、政治のトップに女性が就いたことはありません。江戸時代にも明治時代にも例がない。だから男女問わず、みんなが高市さんに注目しているのだと思います。

私は、ここ何十年も自宅にテレビを置いていません。ニュースはラジオや新聞から得ることが多い。SNSでの人気が高市さんを後押しした――こんなことも新聞で知りました。
ただ、SNSがあるからこそ作られた人気だとは思いません。SNSがなかった時代にも、例えば美智子さまの「ミッチーブーム」のように、いつの時代にも、ブームというものは起きてきましたから。今回の高市ブームは、やはり何よりも前例のない女性総理だからであって、2026年のメディア環境がそうさせたわけではないと思います。

高市さんが人気を得た理由は「女性初」以外に何があるか。あえて隈なく探せば、外見で反感を持たれにくい、ということが影響しているのかもしれません。
「何なの、この髪型」とか「ここでこの服はないでしょ」とか、「何これ?」と反感を買う外見上の要素が、高市さんにはほとんど見当たらないのです。
有料会員になると、
全ての記事が読み放題
キャンペーン終了まで
-
月額プラン
1カ月更新
2,200円/月
初回登録は初月300円
-
年額プラン
22,000円一括払い・1年更新
1,833円/月
-
3年プラン
59,400円一括払い、3年更新
1,650円/月
既に有料会員の方はログインして続きを読む
※オンライン書店「Fujisan.co.jp」限定で「電子版+雑誌プラン」がございます。ご希望の方はこちらからお申し込みください。
source : 週刊文春 2026年2月26日号






お気に入り記事