全国の性風俗店に女性を斡旋する最凶スカウト集団「ナチュラル」に捜査情報を漏洩したとして逮捕・起訴された、警視庁暴力団対策課の元警部補・神保大輔被告(43)の初公判が2月26日、東京地方裁判所で開かれた。神保は捜査班の中心にいながら、昨年4月から7月にかけて、ナチュラルの独自アプリを通じて捜査用カメラの画像や設置場所などの情報を漏洩したとして、地方公務員法(守秘義務)違反の罪に問われ、懲戒免職となっている。
「多くの人が詰めかけた公判当日、裁判所には神保の古巣、警視庁暴力団対策課のコワモテ捜査員の姿もありました」(社会部記者)

昨年11月の逮捕以来、初めて公の場に姿を現した神保。上下黒のスウェットにマスクを着け、目が隠れるほど髪が伸び、疲労の影も見えた。起訴状が読み上げられると、「すべて認め、争うことはありません」と淡々と述べたのだった。
捜索の際、神保の自宅から押収されたナチュラルからの報酬とみられる現金900万円について、警視庁鑑識課は指紋検出作業を丹念に続け、あるメンバーと一致する指紋を検出。鑑定結果は証拠として裁判所に提出されているという。
「アシが付く振り込みや電子決済が固く禁止されているナチュラルでは、メンバーへの給与も現金手渡し。神保への報酬は本社で警察対策などを担っていた幹部が渡していたとみて行方を追っている」(捜査関係者)
神保の逮捕のきっかけは、昨年1月にナチュラルの会長を含む幹部を逮捕直前で取り逃がしたことで始まった警察内の内部調査とされるが……。
「神保は昔から大の女好きで、早い段階から内部不祥事を調査する監察部門にマークされていた。バツ2でいまの奥さんは前の所轄で知り合った部下。子宝に恵まれながら、今度は同じ暴対課の女性捜査員を口説いて不倫交際し、上層部にバレて問題になっていた。前妻との間にも子供がいて、養育費の支払いのためか『カネがない』とぼやいていた」(捜査員)
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source : 週刊文春 2026年3月12日号






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