米国とイスラエルに殺害された最高指導者アリー・ハメネイ師(享年86)。後継者に選出された次男のモジタバ・ハメネイ師(56)。彼らが築き上げてきた「帝国」の実態とは――。

 慶應義塾大学の田中浩一郎教授が解説する。

「ハメネイ師は1960年代、親米パーレビ王朝の打倒を目指す運動で頭角を現しました。投獄や流刑を幾度も経験。79年のイラン革命後には、爆弾テロで右腕に障害を負った。三代目大統領を経て、89年に最高指導者の座に就きました。一方、69年生まれのモジタバ師の来歴は謎に包まれている。神学校で教鞭を執っていたとされていますが、その記録もほとんど見つからず、公の場での発言も一度もありません」

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source : 週刊文春 2026年4月23日号