2月28日、アメリカ・イスラエルの攻撃で始まったイラン戦争。イラン国内の死者数は3000人を超え、原油価格の上昇により、私たちの生活にも影響が及ぶ。未来はどうなる? 池上彰が中東研究者・高橋和夫氏を直撃。
池上 イラン情勢は、戦闘の終結に向けた協議が進展しません。先が見通せない中、イランがホルムズ海峡を封鎖したのに対抗して、まさかトランプ大統領が逆封鎖するとは思いませんでした。
高橋 オプションのひとつにあるだろうな、とは考えていました。
池上 なぜですか。
高橋 イランや中国の船だけ通して他の国の船を通さない事態は、トランプ大統領が許さないでしょうから。それでもたぶんやらないだろうと思ったのは、完全に封鎖してすべてのタンカーを通さなくしたら、石油の価格がさらに上がってしまうからです。
アメリカでガソリン価格が上がれば、11月に中間選挙を控えた共和党の議員たちは「もう勘弁してくれよ」と怒ります。トランプ大統領は何を考えているんでしょう。
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source : 週刊文春 2026年5月7日・14日号






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