まだ次期首相レースの音頭を取りたいのだろうか。自民党内で麻生太郎副総裁(85)を中心に、高市早苗首相を支える新しい議員グループが発足する。挙党態勢を演出し、昨年の総裁選に出馬した面々を参加させたが、麻生氏の鶴の一声で、林芳正総務相だけ声をかけなかったという。
新しい議員グループ「国力研究会」は、党内基盤の弱い首相の足元を固める狙いで結成され、21日に米国のグラス駐日大使を講師に招いて初会合を開く。
「新グループは、党内に派閥・旧派閥横断型で首相を支える組織を作り、来秋に任期満了を迎える自民総裁選で、首相の無投票再選を期すためのものだ」
グループの事務局的な役割を担う議員の一人は、明け透けに狙いをこう語る。会の略称は、首相が総裁選で掲げた「Japan is Back」の頭文字を取って「JiB」というから、さながら「高市総力応援団」の様相だ。
首相側近の山田宏参院議員らがグループ結成を着想。真っ先に相談を受けた麻生氏は、自身が陣頭指揮を執るかのように様々なアイデアを出していったという。
発起人には筆頭の麻生氏だけでなく、昨年の総裁選に出馬した茂木敏充外相や小泉進次郎防衛相、小林鷹之政調会長を配置。加藤勝信氏や西村康稔氏といった過去の総裁選出馬経験者も名を連ねた。次の総裁選での裏切りを許さない狙いが見て取れる。

しかし麻生氏の指示には、本来の目的と異なり、生々しい“厳命”もあったという。
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source : 週刊文春 2026年5月21日号






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