5月30日の日中、急転直下の逮捕劇から5日後のことだった。


「ご自身が逮捕されたことは妥当だと思われますか」


「週刊文春」記者がそう尋ねると、男は言葉を被せ、語気を強めた。


「いや。だから、さっきから言っていますよね」


 終始、怒りを抑えるように応対したのは、読売巨人軍前監督の阿部慎之助(47)、その人である。

 5月25日夜、都内屈指の高級住宅街に静寂を破る叫び声が響いた。酒に酔っていた阿部は、娘2人の喧嘩を仲裁しようとして激昂。長女の襟元を掴み、投げ飛ばすなどの暴行容疑で警視庁渋谷署に現行犯逮捕された。逮捕後、次のように供述し、容疑を認めた。

「(長女に)『静かにしろ』と言ったら、言い返してきてカッとなった」

 プロ野球の現役監督による前代未聞の蛮行に批判が殺到。翌日、阿部は監督の辞任を申し出た。

 ところが、その後に開いた記者会見を境に、世論は一変する。きっかけは、弁護士が代読した、被害を受けたとされる長女自身による手紙だった。

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続きの内容は…

・公認心理師が指摘「阿部氏に全責任が」 ・警察が記録した「110番メモ」の中身 ・阿部は「週刊文春」の直撃に… ・児童相談センター幹部が明かした複雑な思い

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source : 週刊文春 2026年6月11日号