大臣が異例の呼びかけを行った。糖尿病の治療薬「マンジャロ」がダイエット目的で使用され、SNS等で無許可販売も相次いで確認されていることについて、上野賢一郎厚労相が6月5日の会見で初めて言及。「個人間での売買に対して注意喚起を強化し、法違反に対しては厳正に対処していきたい」と強調したのだ。

 マンジャロは、アメリカの製薬会社が開発した糖尿病患者向けの治療薬。日本では2023年から販売が始まった。膵臓からのインスリンの分泌を促して血糖値の上昇を抑える効果があり、週に1回、ペン型専用機器で皮下注射する。投与すると食欲が抑制され、満腹感が持続するため体重が減少しやすく、若い女性を中心に痩せ薬としての使用が急速に拡大しているのだ。

「有名キャバクラ嬢やインフルエンサーが、悪びれることなく使用を公言。ただ、専門家からは安易な使用を問題視する声が度々あがっており、体調不良も次々報告されている」(社会部記者)

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source : 週刊文春 2026年6月18日号