2025年に10兆円近い消費額を生み出した訪日外国人観光客(インバウンド)。円安時代の日本経済を支えてくれる存在だが、いま密かに“主役交代”が進んでいる。

 従来、最もお金を使う国として、まず思い浮かぶのが「爆買い」が代名詞の中国だった。ところが、最近公表された観光庁の「インバウンド消費動向調査」によると、今年1〜3月期の国籍・地域別の消費額で1位は3884億円の台湾で、2位は3182億円の韓国、中国は2715億円で3位だった。中国人も台湾人も共に中国語を使うため見分けがつきにくいが、昨年トップだった中国は「首位陥落」していたのだ。

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source : 週刊文春 2026年6月25日号