蜜月だった自民党と日本維新の会との間にすきま風が吹き始めている。維新が執心してきた「副首都」構想の関連法案と衆院議員定数の削減法案は、与党が6月24日、衆院に共同提出こそしたものの、7月17日までの今国会中に成立する見通しは立たない。吉村洋文代表(51)の求心力にも陰りが見えてきた。

「これまでの話と違うやないか。見立てが甘かったんと違うか」

「副首都」関連法案の提出直前に開かれた維新の国会議員団の会合では、こんな厳しい声も続出した。

 確かに吉村氏は、見立てが甘かった。後押ししてくれるはずの高市早苗首相からハシゴを外され、法案の肝となる部分の削除を求められたからだ。

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source : 週刊文春 2026年7月9日号