まもなく行われる、ナチュラル会長の第2回公判。十数年前、歌舞伎町で誕生した違法スカウト集団は、いかにして莫大な収益を生むトクリュウとなったのか。創業者“木山”の知られざる経歴を辿ることで、その全貌を暴く。
▶︎41歳会長は「自衛隊に入隊失敗」「双子の弟もメンバー」
▶︎GPSでメンバー監視「闇アプリ」は慶應SFC卒が設計
▶︎鉄の掟7カ条「女の子を殴らない」「薬物陽性で罰金」…
「争いません」
法廷に立った筋骨隆々の男は肩を怒らせ、淡々とした口調で起訴内容を認めた。5月21日、東京地裁で行われたのは、国内最大規模のスカウト集団「ナチュラル」会長の「木山」こと小畑寬昭被告(41)の初公判である。2023年から翌年にかけて、スカウトした女性を性風俗店に斡旋したとして、職業安定法違反(有害業務の紹介)に問われていた。
「木山は六代目山口組系落合金町連合幹部に60万円のみかじめ料を支払ったとして、昨年1月に東京都暴力団排除条例違反の疑いで逮捕状が発付されました。その後、逃亡。今年1月21日、公開手配のポスター10000枚を作成し、公開捜査に切り替えたところ『奄美に似ている人物がいる』という情報提供があったのです」(社会部記者)

潜伏先の奄美大島で身柄が確保されたのは、同月26日夜のことだ。その後、職業安定法違反容疑などで再逮捕された。
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source : 週刊文春 2026年7月16日号






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