母娘2人の命を奪った池袋暴走事故。逮捕されず、「車に異常があった」と主張する87歳の元高級官僚には「上級国民」と猛烈な批判が起きた。事故から5年、遺族は受刑者と対面を果たし…
母娘2人が死亡し、10人が重軽傷を負ったのに、運転手が逮捕されないのは「上級国民」だからではないか。
2019年4月19日に発生した東京・池袋の暴走事故では、加害者の飯塚幸三(当時87歳)に対して、バッシングの嵐が吹き荒れた。

当時、TBSテレビの社会部で警視庁を担当していた私は、以来7年にわたり、100人ほどの事故の関係者を取材した。
その中でも私がもっとも数多く接触を重ねた1人が松永拓也で、もう1人は飯塚幸三の長男だ。
松永は被害者遺族、飯塚の長男は加害者家族と立場は真逆だが、実はこの2人は「こんな悲劇を絶対に繰り返してはならない」という共通した思いを持ち、何度も対話を重ねてきた。
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source : 週刊文春 2026年8月6日号






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