the MANDA(ザ マンダ)|リアルなインドの日常食を繊細に表現

かの地でインドの人々がリアルに食べているカレーのメタモルフォーゼ。いわば“ネオ・インドカレー”とも呼べるカレーの造り手が、今じわりと増えている。屋台や食堂、家庭で、インドの暮らしを支える日常のカレーを深く追求し、日本人ならではのきめ細かな感性で再構築したカレーだ。色はほぼ茶色、SNSでは映えないかもしれない。だが、一口食べれば、脳が覚醒するような極彩色の味覚世界が広がる。
高円寺・純情商店街の程近くにある「the MANDA」は、そんな新しいカレーシーンを代表する一軒。ここでぜひ食べてほしいのが、チェティナッドスタイルのマトンカレーだ。力強い羊肉の旨味と約10種類のスパイスが融合した南インドの名作カレーである。
店主の増田直生さんは完璧なスープと肉の柔らかさを両立させるため、ストップウォッチで30秒刻みで最適な火入れ時間を模索して精巧なレシピを確立。さらに、このマトンカレーに合わせたいのが渦巻き状のパン、パロタだ。
「南インドのとある街にパロタしか出さない店があるんですが、そこに3日間通って、最後は厨房に入れてもらって作り方を覚えました」と語る、この店のもう1つの看板メニューだ。
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source : 週刊文春 2026年8月27日号






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