2017年10月にニュージーランド史上最年少の37歳で首相に就任した、ジャシンダ・アーダーン氏(46)。コロナ禍やテロ事件など危機的状況に直面するなか、難しい舵取りを担い、首相在任中には出産も経験した。
6年の長きにわたってトップを務め、2023年1月には「もう十分な燃料が残っていない」と自ら辞任を表明。現在はオーストラリアに移住し、自身の経験をもとに「共感型リーダーシップ」について発信を行う日々だ。
今年7月、自叙伝『KINDNESS(カインドネス) 思いやりと優しさで世界を変える』 (河出書房新社)の邦訳版が発売されたばかりのアーダーン氏。同国3人目の女性首相としてのキャリア、育児と仕事の両立、そして日本の政治をどう見ているのか……様々な疑問を彼女にぶつけた。
愛猫の死に安倍首相から「お気の毒でしたね」
まずは、日本の政治家とのかかわりについて教えてください。著書では、安倍晋三元首相との2017年の首脳会談について触れていました。どのようなことをお話しされたのでしょうか。
11月、ベトナムのダナンで開催されたAPECの会議でのことです。安倍首相は、私が首相就任後に初めて会った首脳のひとりでした。会談では、外交上のさまざまな問題を扱いました。貿易や安全保障、そして当時日本が開催を希望していた万博についても話しました。
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source : 週刊文春 電子版オリジナル
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