NHKの番組「映像の世紀バタフライエフェクト」が、災害報道の変遷について取り上げていた。印象深かったのは1974年に起きた多摩川の氾濫で、家が流された人にインタビューをする当時の映像を流した場面だ。「被災した家族のエピソードを掘り起こし、悲劇を伝えるドラマチックな報道が続いた」と、当時の報道姿勢に批判的なナレーションが入った。
番組はさらに阪神・淡路大震災の報道を取り上げ、テレビ局が被災地に大量の機材とスタッフを送り込んで過度な取材を敢行、悲劇を強調する報道をしたと伝えた。被災者の「電気やガスの状況が知りたくてテレビを見ていたが、だんだん腹が立ってきた」というコメントには同情した。
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source : 週刊文春 2026年9月24日・10月1日号
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