全国の都道府県警察を指揮監督する警察庁。その幹部である伊貝耕・前サイバー捜査課長(55)が9月10日、捜査費を着服していた疑いで懲戒免職となり、詐欺や背任などの疑いで書類送検された。伊貝氏は調べに対してこう語っている。
「領収書は業務用パソコンのペイント機能で加工して偽造した。やってみたら精巧にできてしまった」
社会部記者が解説する。
「伊貝氏は2022年6月から約3年間、サイバー捜査に関するリエゾン(情報連絡員)として、欧州刑事警察機構(ユーロポール)に派遣された。25年9月にサイバー捜査課長に就きますが、ユーロポール派遣直後から課長在職中も含め約4年間、捜査費計約173万円を架空請求や水増し請求していた疑いがある」

では、横領した公金の用途は何だったのか。
「渡航前の20年頃から、知人女性と約6年間にわたり不倫関係を続けていたことも発覚した。その相手との交際費や遊興費に充てていたとみられます」(同前)
伊貝氏は筑波大大学院理工学研究科修了後、1995年に警察庁へ。国家公務員総合職の技官として採用されたキャリアだった。
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source : 週刊文春 2026年9月24日・10月1日号
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