〈昨日の男子ホッケーの試合における国歌演奏時に、大韓民国の国歌を取り違えて朝鮮民主主義人民共和国の国歌を放送するという重大事故が発生した〉
〈今回のホッケーも、ミュージックオペレーターはGLeから来たスタッフでした。GLeに対しても、すでに同様の周知と改善要求を行っております〉
9月19日、愛知・名古屋アジア競技大会(アジア大会)組織委員会内のグループチャット。前代未聞の事故は、「GLイベンツジャパン(以下GL)」の管轄下で起きていた。

選手を乗せるはずのバスが来ない。開幕前のバレーボール会場で電圧ミスにより照明が全損する。岐阜の男子ホッケー会場では、韓国国歌の代わりに北朝鮮国歌が流れる。19日に開幕したアジア大会は、相次ぐトラブルに見舞われた。
「選手への影響などが取り沙汰され、英ロイター通信も『troubled buildup(問題続きの準備)』と報道。日本の大会運営能力に疑念を抱かれる事態となっています」(社会部記者)
〈サービスレベルの引き下げ〉
大混乱の“戦犯”と言えるのが、全58会場(パラ含む)の設営や運営を約630億円の随意契約で受注したGLだ。同社には巨額の公金が投じられたことになるが、一体、どんな会社なのか。
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source : 週刊文春 2026年10月8日号
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