「この1年、どんな思いで患者さんと向き合っていたんでしょう」

 

 尼崎市で妻・下村真実さんの遺体を切断し川に遺棄した容疑で、9月30日に医師の下村憲司容疑者(46)が逮捕された事件。容疑者が運営するメンタルクリニックの患者は嘆息した――。

葬儀は「ロボットのように淡々と」

(C)FNNプライムオンラインより

全国紙記者が解説する。

「真美さんが行方不明となり、下村が遺体を遺棄したのは昨年8月14日から同月下旬までの間とみられる。下村は『口論した翌日に妻が出て行ってから連絡が取れない』として行方不明者届を出していました。警察は、下村が真実さんの死に関与しているとして捜査を続けています」

 下村容疑者と真美さんの間には、中学生の息子と幼稚園に通う娘2人がいる。中学生の息子は下村容疑者と前妻の間に生まれた子だ。

 その前妻であるA子さんが13年前に突然亡くなったことは、前回の記事で触れたが、新たにA子さんの葬儀に参列した知人に話を聞くことができた。

「参列者も100人を超えるほどの大きなお葬式でした。A子さんは自殺だったと聞いています。喪主の憲司さんはロボットのように淡々と葬儀を執り行っていました」

 犯行現場となった尼崎市内の自宅に容疑者が移り住んだのは、前妻の死から5年後の2018年。すでに下村容疑者の傍らには真実さんがいた。

ステージ上でもプロギタリストのようなオーラ

 翌年にはメンタルクリニックを開業。評判の良いお医者さんとして知られるようになっていく。冒頭の患者は下村容疑者のクリニックに6年間通っていたという。

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source : 週刊文春